parkのブログ

日々のことALSの母に寄り添う父のことおもいつくままに書いていきたい。

岡山に戻ってはや6年

6年前の今頃、母が立ち上がれないと連絡を受けた。
どうしたのかな?太り過ぎ?と、軽い気持ちで岡山に帰ってきた。


どうやら腰が悪いらしい。近くの病院で手術することになり入院。
良くなるのかなと、思っていたら母はどんどん動けなくなっていった。
言葉も出なくなり、そのうち呼吸すらままならなくなった。


大学病院に転院し、24時間父と私で付き添った。
そのうち、母は父しか受け付けなくなり、父は仮眠する時間を除く全ての時間母に付き添った。
父は2ヶ月で20キロ近く体重が減り。
中性脂肪コレステロール血圧全て正常値になった。


入院して3ヶ月、母の呼吸が止まった。


「延命しますか?」の問いに父は迷わず「延命します」


母は喉に穴を開け、呼吸器が付いた。
おなかにも穴が開き、胃瘻が設置された。


呼吸器をつけると楽になるのかなと思っていたが、息が出来てる感覚を得るまで時間がかかるという。
母は呼吸器を付けてもなおもがき苦しんでいた。


生きるのも死ぬのもどちらを選択しても苦しいのだ。


母の病名はALSだった。




写真
我が家の庭はもともとは森だった。